@Yosemite National Park
総距離 | 6.6 miles* |
標高差 | 2,448 feet |
料金 | $35(入園料) |
トレイルヘッド | Happy Isles Trailhead |
*Curry Villageから歩くと、総距離は8マイルです。
下図のように、Vernal Fall横を通るMist Trailの一部と、John Muir Trailの一部が閉鎖中ですが、前者は週末だけ通行可でした(2023年6月現在)。
注:滝の水量によっては、ずぶ濡れになります。水が少し飛んでくる、というレベルではないので覚悟してください
。濡れたくない人はMist Trailを使わずにJohn Muir TrailでVernal Fallまで登りましょう。

トレイルヘッドのすぐ近くには駐車場はありません。Curry Village駐車場に停めるのがよいでしょう。そこにしても、午前6時過ぎにはほぼ満車で、人気の凄まじさがよく分かります。
ちなみに、この日はCurry Villageへの途中でクマさんを見かけました
。


トレイルヘッドまでは歩けます。シャトルバスは7時からですからね。

バス停16番(Happy Isles)を過ぎてから、いよいよトレイルが始まります。

最初は右手に川を見ながらひたすら登り、

最初の橋(Footbridge)で川を渡ります。ちなみに、ここにもトイレ(水洗)があります。

今年の冬は例年の何倍もの雪が降ったため、いままで見たことのない水量です。

橋の上にいても、水しぶきが飛んできます。しかし、こんなのはまだ序の口だと思い知るのは、もう少し先です
。

怒涛の川を、こんどは左手に見ながら登ります。

さて、ついに来ました。ここでポンチョを着る人、逆に服を脱いで水着
になる人、と色々です。

このトレイルは初めてではありませんが、こんな水量は初めてだったので、油断しました。靴はもちろん、下着までずぶ濡れです
。財布はせめてバックパック
の中にしまうべきでした
。

しかし、こんなすごい滝は毎年は見れないでしょう。

前回、足がすくんだこの場所も、すぶ濡れのショックが大き過ぎて余裕でした。

やっとVernal Fallの上まで到着しました。近くで見ると、本当に恐ろしいし、ものすごい音です。

John Muir Trailと交わるこの場所で、皆さん服を絞ったり、冷えた体を温めていました。

そして、次はNevada Fallを見るために、2つ目の橋を渡ります。

Nevada Fallも迫力満点ですが、濡れ方は先ほどに比べたら大したことありません。まあ、小雨が降って少し濡れる程度ですね。

ただ、トレイルにまで洪水が起きているので、いくつかの場所ではトレイルではない部分を岩登りすることもありました。

そして、Nevada Fallの頂上にまたぼっとんトイレがあります。Half Domeにチャレンジする人は、ここから更に登るわけで、まだ半分にも達していませんが、我々はここで引き返します。

本来なら、ここからNevada Fallの橋を渡ってJohn Muir Trailで帰りたいんですが、下の写真のように洪水の部分を渡らないとならないし、渡ってもその先のトレイルが閉鎖されているので、ここから同じ道を引き返しました。

Nevada Fallの上の橋が個人的に最も好きな場所なんですけどね。普段の水量だと以下のような天国なんです。詳しくは、10年前の記事を。

Vernal Fallの上までは降りてきましたが、今度はJohn Muir Trailで帰ることにしました。もう一度ずぶ濡れを楽しみたい方は、Mist Trailで帰った方が圧倒的に近いです。
John Muir Trailはここから登りが少しありますからね。左前方に見えるのは、Liberty Cap。

ただ、このトレイルのいいところは、Vernal Fallを上から見下ろせるという点です。

Liberty CapとNevada Fallが見える部分、Clark Pointまで登り、あとはスイッチバックを下ってMist Trailに交わります。

あとは、Mist Trailを下って終了です。
まとめ:濡れても構わないという人には、最高に楽しいトレイルです。恐らく、ヨセミテでベスト3に入る人気ではないでしょうか。Half Domeもここを通過するわけですからね。それだけに、ピークシーズン時の混み方は半端じゃありません。8、9時に始めるなんて、トレイルも混雑し過ぎて時間の無駄です。遅くても7時には始めましょう。久しぶりのヨセミテはやっぱり楽しいです
。